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	<title>やがて君になる  |  百合ラボ</title>
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		<title>舞台「やがて君になる」encore　感想</title>
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		<dc:creator><![CDATA[白隼]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 11 Dec 2022 14:43:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>
		<category><![CDATA[やがて君になる]]></category>
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					<description><![CDATA[私のなかで『やがて君になる』は好きを通り越して、大切で特別な作品になっていた。コロナによる延期を乗り越えて再演を迎え、無事千秋楽まで走り抜けられたことに深く感動している。舞台を振り返りながら印象に残ったことを書き留めてお [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>私のなかで『やがて君になる』は好きを通り越して、大切で特別な作品になっていた。<br>コロナによる延期を乗り越えて再演を迎え、無事千秋楽まで走り抜けられたことに深く感動している。<br>舞台を振り返りながら印象に残ったことを書き留めておく。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">踏切×階段の演出</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">傘で隠れていたキスが見られるように演出変更</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">燈子と沙弥香の長年連れ添った夫婦感が再演でアップ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">頼りがいのある面が強くなった侑</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">最後まで逃げず向き合い続けた燈子</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">しんどいを受け止め続けてきた沙弥香が私たちに与えてくれたもの</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">ブレないこよみ</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">朱里の存在があったから</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">帰ってきた堂島</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">難しい役どころを演じきった槙君</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">理子先生</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">都「そうだよ」</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">好きは届く</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">踏切×階段の演出</span></h2>



<p>踏切の演出に舞台の階段を組み合わせる演出がよかった。<br>切迫した空気感のなか、胸から溢れてくる好き。<br>原作全8巻の物語が凝縮された舞台だからこそ、前半の燈子からのキスと後半の侑からのキスの対比もより際立って胸をえぐってくるシーンだった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">傘で隠れていたキスが見られるように演出変更</span></h2>



<p>ファンのご要望にお応えしてくれたのか再演で演出変更！<br>改めて思うけど、この舞台キスありすぎ……おいしすぎる……！</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">燈子と沙弥香の長年連れ添った夫婦感が再演でアップ</span></h2>



<p>侑に応援演説の草稿を渡した後の会話とか、侑へ猛烈な接待をする時の「え～」とか。見ていて非常にほほえましかった。<br>実際に侑が来るまでの間、燈子と沙弥香の間で関係を築き上げてきた時間があったんだよなと改めて思わされた瞬間でもある。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">頼りがいのある面が強くなった侑</span></h2>



<p>初演の時は、小さな侑がちびちび動いているのがかわいいとか、等身大の女の子がこんな重たくて複雑な感情を背負わされていることの実感が強かったけれど、再演では頼りがいのある面が強く印象に残った。燈子の手をとって導いてくれたヒーロー。しっかり主人公していたなと思う。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">最後まで逃げず向き合い続けた燈子</span></h2>



<p>「侑えろい」の言い方が初演の時から変わった！　encoreの方がいいと感じた。その後の甘いキスに繋がる流れがしっとりでいい。</p>



<p>燈子の等身大の幼さ、照れたり甘えたりする仕草が相変わらずかわいい。<br>と思っていると地雷を踏んだ瞬間、声のトーンががらりと変わる演技。<br>いやあ……某大場ななで培われた？　抜群の緩急を久しぶりに浴びました。<br>それでも今回の再演で一番印象に残ったのは、侑と沙弥香、二人から好きを告げられた後の演技。<br>こわいけれど、逃げちゃいけない。向き合わないといけない。大切な人に伝えないといけない。<br>ここの演技、演者の小泉萌香が『やがて君になる』を大切にずっと思い続けて、丁寧に最後まで向き合ってきてくれた姿勢がにじみ出て重なると感じた。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">しんどいを受け止め続けてきた沙弥香が私たちに与えてくれたもの</span></h2>



<p>侑も燈子も胸にくるものがあったけれど、沙弥香においては、なんかもうしんどいとかそういう次元を通り越して声出して客席で泣きそうになる場面が何度もあった。二回観劇しただけでも毎回しんどいよな……って胸しめつけられたのに、稽古の時から何度も演じている本人はどれほどしんどかったのだろうと考えると頭が上がらない。<br>台詞のないところでも沙弥香の燈子に送る目線がずっと切なかった。</p>



<p>沙弥香の告白シーンは原作の中でも特に思い入れのあるシーンだった。照明が燈子の小さな影を後ろの壁に映し出しているところもしっかり原作リスペクト。原作を読んでいた時も感じた、透きとおった尊い空間の演出ができていた。<br>「きっと　沙弥香じゃなきゃわからなかった　ごめん沙弥香　ありがとう」<br>「好きよ　燈子」<br>「育ち続けて胸を破った言葉は　たしかに燈子に届いたんだ　初めての　私からの　愛の言葉」<br>ここは声出そうなくらい涙がこみ上げてきた。<br>沙弥香はずっとつらくてしんどかったと思う。でも、自分は泣いているのに、目の前で泣いている燈子の目をハンカチで拭って、ちゃんと「好き」を伝えてくれた。<br>沙弥香が客席で観ている私たちに与えてくれたものは紛れもなく「救い」だった。</p>



<p>千秋楽のカーテンコールで「もしもいつか、沙弥香が幸せになる舞台があるのなら、その時は必ず私がやります」って言ってくれて、泣かずにはいられなかったな……ほんとに礒部花凜が沙弥香でよかった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">ブレないこよみ</span></h2>



<p>ブレないこよみ、抜群の安定感。かわいいの好きじゃないと言ってる本人がフォルムや、しゃべり方からしてかわいいのズルい。理子先生に呼び出しされて肩すくめながらはけていく姿が好きだった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">朱里の存在があったから</span></h2>



<p>男の先輩を好きになって、失恋し、また新しい恋をしていく朱里。舞台上で多くは語られなかったけれど、朱里の存在は、侑たちの物語が決して虚構のなかの世界のことではなくて、この世界の一つの物語だったんだと感じさせてくれる重要なものだった。侑たちがみんなとは違う存在ではなくて、あくまで同じ空に浮かぶ星なんだなと、侑とこよみと朱里が並んで仲良く話している姿を見ていると改めて感じさせてくれた。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">帰ってきた堂島</span></h2>



<p>堂島の「女子率上がるの大歓迎」を聞いた瞬間、私この台詞待ってたんだ、という思いがこみ上げてきた。原作を読んでいるときは、この台詞にそこまで引っかかりがなく読んでいたので、舞台の堂島がこの台詞を好きにさせてくれたんだなと改めて思う。帰ってきた堂島感あった。日替わり八ツ橋も含め堂島は非常に楽しませてくれる存在だった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">難しい役どころを演じきった槙君</span></h2>



<p>槙君の声が澄んでて、いい声だったのが印象的。この舞台で槙の演技って難しいよなと前々から感じていて。乾ききっててもだめだし、冷たすぎてもだめだし。侑とのバッティングセンターの会話のシーンは、怒りとか冷たさとか乾きとかではなく、ただ幸せな物語をみたいっていう、観客側の気持ちを入れた上での台詞って感じがして上手いなと思った。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc11">理子先生</span></h2>



<p>安定の理子先生。再演では都とのいちゃつきも増えて、なんで二人の関係話しちゃったの！　って都に迫りながらはけていくシーンがほほえましかった。<br>カーテンコールで「みんな幸せになりなさいよ～」って言ってくれて、まじ先生じゃんって拍手。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc12">都「そうだよ」</span></h2>



<p>沙弥香に理子と付き合っているのかと聞かれるシーン。初演では、その後の沙弥香の台詞を尊重してか、あっさり強調の「そうだよ」だったけれど、encoreは優しいほほえみを浮かべながら、まっすぐ伝えてくるような印象。原作読んでいた時の受け取り方はこちらの方がイメージに近かったので好感が持てた。</p>



<p>全体を通して都のいち女の子としての可愛らしさが出ていたのもよかった。理子とじゃれるシーンとか。ごめんって謝りながらはけていくところとか。でも、しっかりと包容力を感じさせるのは上手いなと感じさせる。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc13">好きは届く</span></h2>



<p>『舞台やがて君になる』改めて振り返ると、百合作品、いや漫画原作の作品全てを含めても、舞台化で１番心に残る名作だった。<br>アニメ化から引き続き、原作へのリスペクトが随所に感じられてファンとしてとても好感が持てる作品だった。<br>この物語を生きていた一人一人が、等身大の一人の人間だったこと。つらくて、しんどい思いを全部受け止めて、それでも幸せを掴むために前に進んでいく姿に何度も心を揺さぶられた。</p>



<p>ファンの「好き」を演者やスタッフがちゃんと受け止めて、この作品に熱を注いでくれたことにも深く感謝したい。<br>ちゃんと好きって思い続けて伝えつづけていれば届くんだって、この作品は思わせてくれた。</p>



<p>『舞台やがて君になる』に関わってくれた全ての方に。<br>ありがとう。<br>忘れられない舞台になりました。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>舞台「やがて君になる」感想</title>
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		<dc:creator><![CDATA[白隼]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 19 May 2019 12:18:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>
		<category><![CDATA[やがて君になる]]></category>
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					<description><![CDATA[■最初に舞台に関わってくれた全ての方へ。『やがて君になる』と向き合ってくれて、愛してくれて、ありがとうと言いたい。 『やがて君になる』は原作から知っている大切な作品だったから、舞台化の発表当時は不安の方が大きかった。アニ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>■最初に<br>舞台に関わってくれた全ての方へ。<br>『やがて君になる』と向き合ってくれて、愛してくれて、ありがとうと言いたい。</p>



<p>『やがて君になる』は原作から知っている大切な作品だったから、舞台化の発表当時は不安の方が大きかった。アニメで完成形を観てしまった感覚もあって。何より、生の人間で観たとき、どうなるのかが怖かった。</p>



<p>■初日<br>とにかく萌香さんの燈子に圧倒された日。<br>まず見た目が完璧。沙弥香が顔で惚れたっていう超ハードルをちゃんと超えてると思う。<br>憧れの先輩の面、幼い妹の面。そして暗闇から手が掴みかかってくるような隠された内面。この心臓を掴んでくる演技力が、萌香さんの魅力だと思う。</p>



<p>最後、スクリーンの『やがて君になる』の前に「舞台」という言葉が書かれているのを見て、ああとうとう、ここまできたんだ……としばらく浸っておりました。</p>



<p>初日時点で気になった点がなかったわけでもない。<br>台詞を全体的に急いでしまっている印象。これは二回目に観に行った時点でかなり解消されていたと思います。<br>そして、沙弥香になろうとしている沙弥香を感じた。ただ沙弥香は、公演中に飛躍的な進化を遂げていくので、その過程が見られたのも舞台らしくてよかったなと思う。</p>



<p>■階段<br>舞台の階段を観たときに、立体三角形やるとこまでは想定内だったけど、まさか三角形の重心までやってくれるとは思いませんでした。<br>原作知らない人には次の場面にスムーズに繋げているように見えて、原作知っている人は重心で歓喜する。好きだ、そういうやつ。</p>



<p>階段を使った演出だと、<br>踏切の緊張感、<br>燈子の甘えたくなるけど大丈夫？<br>侑も変わっていいんだよ、<br>という、降りてきて同じ段に立った後の言葉が印象に残るように演出されていたと思う。</p>



<p>■美里さんの侑がいとおしい<br>スクールバックを肩にかけたときの侑の小ささ。これが黄金比。<br>ぴょこぴょこ歩くだけでかわいくて、原作の侑の歩き方を思い出した。</p>



<p>侑の正面階段の降り方。槙くんに一緒に劇を阻止しようよって言うとこ。右腕の上げ方がよいのです。美里さんの侑は、小さい身体から溢れるエネルギーを感じて、それがまた、いとおしいんだな。</p>



<p>原作の侑はクールでドライ。人並み外れた器の大きさで燈子を受け入れる。<br>美里さんの侑は、その器から溢れる瞬間の演技を様々な角度で観させてくれた。<br>こんな小さな女の子が、燈子の痛みをずっと受け止めてくれたんだなって思うと、また泣ける。<br>美里さんの侑の１番好きな台詞は<br>「先輩のこと、好きにならないよ」<br>ですね。心臓ちぎれました。侑はもう息できてない状態で、それでも燈子のために自分を削って伝えた愛の言葉だった。</p>



<p>■河原<br>侑の台詞を聞いているときの燈子の表情が見えること。これ舞台化の最大おすすめポイントです。下手席じゃないと観られないというのも舞台らしい。<br>侑が「先輩のこと、好きにならないよ」<br>と言った瞬間、萌香さんの燈子の涙がライトに反射して客席に届いた。<br>ここで河原の劇伴いいよね。１番好き。ピアノの音は、二人をつなぐ糸。<br>そして、照明。</p>



<p>星がね、空にうかんでいったんだよ。</p>



<p>後ろ中央の席で観られた日は、目のなかを星が埋め尽くしてくれて、そのなかに侑と燈子が立っている姿が、美しい絵画を観ているようだった。<br>アニメでは、二人の間の壁が印象的だったけど、劇では、二人が一つの世界を共有していている印象が強かった。歩み寄っていく過程をカメラを切り替えず、ぜんぶ通して目にすることができたのが大きい。</p>



<p>■星に託された侑の思い<br>星は、原作から大事にしてつくられている。<br>星は侑の「好き」。<br>それは燈子のくれたプラネタリウムが見せてくれたもの。河原では、侑と燈子の内側から溢れて、空に上がっていく。美しくて遠くて溢れてくる光。</p>



<p>アニメで、星が燈子なんだよって見せる演出が好きだったのだけど、劇は一段階はさんでそれが心に届く。<br>まず星が綺麗って思うんだ。なぜかと一瞬考える時間がある。それは燈子の見せてくれた光だからと気づく。この、心にぽんってのっかる瞬間に涙が止まらなくなる。</p>



<p>■『佐伯沙弥香について２』を受けて<br>公演中に『佐伯沙弥香について２』が発売されました。<br>『佐伯沙弥香について２』のすごいとこは、「燈子について」でもある作品だったということ。110ページ、とーこのページ！！<br>「そっか。私はさっきパーを出さないといけなかったんだ」<br>あの言葉が胸を離れなくて。<br>何度、じゃんけんのこと、考えたんだろう。<br>今年しか、もうチャンスは残されていないのに、侑が反対って言ったとき燈子はどんな気持ちになったんだろう。ちがうって今までの自分を否定されて……<br>考えれば考えるほどね、とうこおおおって。<br>千穐楽では、それがバックでずっと流れている感覚。燈子はずっと考え続けてきて、それを萌香さんはずっと受け止めてくれた。改めて尊敬する。</p>



<p>■燈子を舞台に立たせた光。そして──<br>劇中劇開始前のそれでも侑を信じたいってなるところ。まだ震えたままで、それでも信じたい、前に踏み出したいという燈子の決意に胸を打たれました。目のなかで涙を溢れないようにして、舞台の真ん中でスポットライトを浴びて向き合っている。交通事故を思い出しているシーンでは、スポットライトの光は残酷に浴びせられる光でしたが、このシーンの光は、萌香さんが演じる燈子の光だと感じました。</p>



<p>■表では描かれなかった、佐伯沙弥香について<br>これは沙弥香を大事にしたゆえの決断であったと思う。<br>ただ、伝わってきたのは、花凜さんは、ぜんぶ知った上で沙弥香でいてくれたということ。<br>千穐楽の沙弥香の演技。<br>「私が無邪気に信じてるとでも思った？」<br>これ浴びて、私、沙弥香のことなんもわかってなかったんだなって思いました。<br>ずっと見ていたという言葉の重みを、舞台を通して感じとれた。</p>



<p>あと、円盤にのるかわからないけど、舞台からはけるときに髪の毛を手で払う仕草を後ろでやっていて沙弥香でした。</p>



<p>■侑沙のリンク<br>「私だけがあなたの特別でいられたのに」<br>という沙弥香の言葉を侑に真後ろで聞かせる演出。逃げ場のないところに侑を立たせる舞台が、ずるい。限られた時間のなかで、侑の変化を納得できるようになったのは、ここの演出が効いているのではないかと思う。</p>



<p>■鍵をかけたガラスの箱<br>最初客席に座ったときに、窓が目に飛び込む。まさか、あれに文字を映すなんてね。<br>言葉を文字で魅せる演出はアニメでもやっていて、それを引き継いでくれたのも嬉しかった。<br>言葉はいくつかあったけど「似てないな」が１番印象に残っている。それが映された窓って、「鍵をかけたガラスの箱」だったのではないかと舞台を振り返って思った。ガラスって、強固さと壊れやすさが表裏一体だけど、それがあの舞台装置だったのかな。言葉によってヒビが入る音がした。</p>



<p>それで、その上を星がなぞるのがまた綺麗なんだ。侑が見ていたのは直接に見る星の光で、燈子が見せてくれた光。燈子が見ていたのは壊れたガラスを通して見る星の光で、それは燈子自身から生まれた光だったわけで。</p>



<p>■そして、彼女たちは決断をする<br>人は震えながら、それでも何かに突き動かされて、決断をしなければならない。<br>舞台「やがて君になる」が改めて気づかせてくれたことです。</p>



<p>隣にいること。<br>好きになること。<br>好きと伝えること。<br>踏み込むこと。<br>自分でいること。</p>



<p>上手くいく確信なんて、全部ないんだよね。<br>それでも、周りの影響を受けて、支えられて、変化し、最後に自分の意思で決断をする。その過程の美しさ、気高さを全身で浴びました。</p>



<p>痛みを背負ってくれて、それを演技で教えてくれて、最後まで彼女たちとして生きてくれて、本当にありがとうと演者の方々には言いたい。</p>



<p>■舞台を観て<br>原作、アニメとはまた違った、彼女たちが目の前に生きている感覚がしました。特に、等身大の高校生として、一人の女の子として、彼女たちが背負っていたものを舞台は教えてくれました。<br>『やがて君になる』への愛が深まる舞台だと断言できる。<br>舞台からバトンを渡され、次の『やがて君になる』が何を見せてくれるのか、非常に楽しみです。</p>
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