少女文学演劇『雨の塔』感想5

舞台
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2021/03/21 矢咲・小津ver(03/21) 三島・都岡ver (03/21)現地観劇
2021/03/21 矢咲・小津ver(03/20) 見逃し配信観劇
2021/03/22 三島・都岡ver(03/21)矢咲・小津ver(03/21) 見逃し配信観劇
2021/03/23 矢咲・小津ver(03/19)三島・都岡ver(03/19) 見逃し配信観劇
2021/03/24 三島・都岡ver(03/20)矢咲・小津ver(03/20) 見逃し配信観劇
2021/03/25 矢咲・小津ver(03/21)三島・都岡ver(03/21) 見逃し配信観劇


To:まだ観劇していない方
ネタバレ含むので、まずは観劇をおすすめします。

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千秋楽の小津の「ああもう一度」がほんといい声で切ない・・・・・・
もうほんとうに、これで最後になっちゃうんだ・・・・・・って気持ちが押し寄せてくる。

千秋楽は小津が舞台から降りて去っていく後ろ姿も映っていてよかったな・・・・・・

三島・都岡verの2回目のテーマソングが
5回歌われるテーマの中では心情的に一番つらい。
小津の「何のためこうして生きながらえているの」が
胸に迫るものがあるし、
その後にゆっくりと小津が壊れていく姿は
胸が痛いというより、もはや美しさすら感じさせて
心を奪われるし、惹かれてしまう。
バックナンバーと合わせて1ダースという数字も
計算器使わず筆算だったという情報もここで明かされて
「ほら……再来週の土曜日に海に入れば海流がつれてってくれるから東京に戻れる」
の表情でとどめをさされる。でもここの表情が好きっ。

三島は公演を増すごとに感情がひらいていくのがよかったなあ。
独唱のところは純粋さも混じらせながら狂ってる感じが、小津とはまた違う狂い方。

ほんと奏音ちゃんの声いいよなああ。
小津は一人の時は思い詰めているけど、
誰かと話しているときはいつも声に優しさが溶けていて。
あの子の優しさが愛しいのに、
その優しさが彼女を追いこんだ原因の一つでもあるんだと思うと
なんでもないシーンでも涙がでてくる。

最後のテーマソングでみんなが笑顔でいてくれるのが救われる。
4人とも幸せになってほしいよ・・・・・・ほんとに。

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