2021/03/21 矢咲・小津ver（03/21） 三島・都岡ver （03/21）現地観劇
2021/03/21 矢咲・小津ver(03/20) 見逃し配信観劇
2021/03/22 三島・都岡ver （03/21）矢咲・小津ver（03/21） 見逃し配信観劇
2021/03/23 矢咲・小津ver（03/19）三島・都岡ver （03/19） 見逃し配信観劇
To：まだ観劇していない方
ネタバレ含むので、まずは観劇をおすすめします。
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03/19の矢咲・小津verは音響の調整がちょっと残念だったな。
単純な比較はできないけれど、
歌に関しては矢咲・小津ver(03/20) が全体的に一番好きかも。
濃密シーンに関しては、
矢咲・小津ver（03/20）、矢咲・小津ver（03/21）が
「必要だって言ってよ」のタイミングで
小津の空まで映るように全体が引きになっていて、
現地観劇では二人に焦点が狭まっていたから、
このカメラワークの演出は舞台装置と音響と芝居が一体化して映ってよかったと思う。
都岡も小津も、親に捨てられているけれど、
小津はそれを引きづっていて、
都岡はたいして気にしていない。
この差って何だろうと今日は考えていた。
最初は都岡が感情に乏しいからだと思っていたけれど、
今日の公演を観ていると、
三島がずっと都岡を必要としてくれていたからだと思った。
ラストで都岡が三島のもとに戻っていくとき
普通こんな献身的になれるものなのかなあと感じたりもしていたけれど、
必要としてくれる存在がいて、その人のそばにいたいと思うのは当たり前の感情で、
それって小津が一番求めていたことだったんだな・・・・・・と。
三島に関しては初見の舞台の初めの方はこの子だけにはきっと共感できないで
終わるんだろうなと感じていたけれど、
三島が小津の最後を見ていてくれてほんとよかったなと思った。
小津が一人孤独に死んでいったことは途方もなく悲しいけれど、
そのことを誰も見ていないのはもっと悲しいよね。
三島と同じで、舞台を観ている自分も、
どんなに小津のことに胸を痛めていても、止められない側の人間だった。
物語のなかで三島が小津の空を見ていてくれた時間って、
小津のことに打ちのめされてた自分にとって、とても大事な時間だった。
三島・都岡verで小津が壊れていくシーン、
つらいよりも、惹かれるというか、引き寄せられるというか・・・・・・
そういう感情の方が、つよくて。
私はどこかで、小津が壊れていくところを見たいと思っていたなと、
今日観ていて認めざるを得なくなった。
小津が死ぬ予感みたいなものも初見の方から感じながら観ていた。
でも、小津が舞台から降りて去って行ってしまったとき、
私のなかで、信じたくない、認めたくないという感情が沸いてきて。
三島・都岡verを見たらもしかしたら小津は死んでいないかもしれないと
思ってみたけれど、明示的に小津の死が提示されて。
それからは、何度も物語のなかに小津への救済がないのか必死で探して。
でも、なんど繰り返し観ても、
小津が絶望して死んでいったときの気持ちは変わらないんだ・・・・・・って。
矢咲が小津のことをひまわりって呼んだのも最初の一瞬だけだったね。
本当は、もっともっと、たくさん、ひまわりってよんであげてほしかったね……
七木奏音ちゃんのブログまだ読んでない人は絶対読んでほしい。
矢咲が小津に頭を撫でられたときも、こんな気持ちだったのかな。
奏音ちゃんがひまわりでよかった。
