劇場版スタァライト感想と考察vol.5 デコトラ、感情が玉突き事故。

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『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』
今回はデコトラについて、ネタバレありで感想と考察。

デコトラのビジュアルが出てきたとき、
劇場版スタァライトのチラシ表裏全手描きを見たときのような
スタッフの気合いの入り方がビシビシ伝わってきて嬉しかった。

「私の知らない貴女になったの」
「これ以上待つつもりはないよ」

この歌詞ほんとに好き。

しかも、時間差攻撃。
デコトラの歌詞が画面に映った後に、香子、双葉が歌う映像が流れる。
歌詞で既に目が痛くなってるのに、
歌ってるとき私のどこから感情溢れてるの状態。
香子凛々しい顔つきしてんのに、デコトラの龍が「双」握りしめてるの好き……

桜吹雪積めるし、照明もバリバリ、そして動く!
デコトラ、こんなにも舞台装置適正高い乗り物だったとは。

歌詞(文字)、歌(音声)、顔(映像)、ライト(照明)で玉突き事故。

このシーン改めて振り返ると、文字の力ってほんとすごいよなと思う。
覆せない。なかったことにできない。うやむやにさせない。
しかも彼方さんの作詞してくれた歌詞だから。
「アタシ再生産」とはまた違う種類のパワーが宿った演出になっている。

歌詞がデコトラに刻んであることは、レヴュースタァライトという物語のなかでもすごく意味のあることだと思う。
九人は新章スタァライトを今まさに演じている最中。
そのなかで彼女たちの感情が、放った言葉が、
歌詞になってデコトラに刻まれていく。
そして、この後もずっとスタァライトの世界に残り続ける。

これはもうスタァライト史に刻まれてますね、わかります。

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